カテゴリー別アーカイブ: 日本の景色

保津川下りに行ってみた(船に乗った)

船は乗客が集まったら出発する。聞くと今日は延べ70隻、我々の船頭さんは今日は2度めだそうだ。土日の混雑時は一日3回は乗せるのだそうだ。船頭さんは3人一組で、1人は竹の棒で川の底を押したり、岩場では竹で突いて船が当たらないようにする役割り。2人目はただただ漕ぐ人、深いところではこの漕手が主となる。3人めが舵取りだ。3人が息を合わせて進めないと事故が起こるのだという。そんは話もしながら船は進んでいく。

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以下の様な谷間を進む。見たとおり今日は川の水が少ない方である。水が少ないせいか船底を岩が擦って足元がゴソゴソと音がする。(写真はトロッコ列車から)

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船はこんな感じだ。黒い横木に4人座る。赤い紐が置いてあるがこれは乗ったら腰に巻く。船が転覆した時、この紐を引っ張って助けてくれるらしい。岩だらけの川だから浮袋で浮いてしまうと流れていって救助できないからこれが一番いいようだ。船の横の緑のものは水よけのシートだ。水がかかるのがいやならこれをズリ上げて保護できる。雨が降ればこれが頭の上に張られるんだと思います。

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出発直後はこんな感じで優雅に進みます。

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ちょっとした急流もあります。

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谷間を進んでいきます。

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舵取りの船頭さん。

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トロッコ列車沿いには紅葉する木が植えられている。夕方近いのであまりきれいではなかった。

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冬は椅子でなくゴザを引いてそこに座ってストーブを囲んで進むらしい。
船には2時間乗るので、船からはトロッコ列車も3,4回見える。

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終盤になってきました。

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途中で何かに似ている岩がある。どれも似具合はもひとつだが、この岩は似ている方かな。

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終点の嵐山の手前の緩やかなところに来ると物売りの船が寄ってくる。寒い時には温かいお酒やおでんや甘酒が飲める。

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保津川下りに行ってみた(大覚寺は見どころが多い)

実は保津川下りと大覚寺はまったく関係はない。先に書いたとおり朝10時に着いたものの満席で乗れるのは立ち席でも午後2時だったのだ。約3時間をどうやって時間を潰すのかということで観光マップをみたらさすが京都、見どころはたくさんある。それらを時間がくるまで回ることにして、中でも一番遠い、有名そうな「大覚寺」に言ってみた。入り口は特別に珍しいものはなく普通のお寺風だ。そして中に入って少し進むと広い庭が目に入ってきた。

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ここはお寺でもあるが1300年代に朝廷が南北に別れたがその時の北朝の御所があったところらしい。だから建物は10を超え、その多くがお寺になっている。そしてそのお寺や建物を結ぶ廊下の両側に見事な庭園がある。ある意味雑然といろいろな木が植えられているがそれらはどの廊下からどの方向から見てもきれいに見えるように配置されている。それらに見惚れながら建物群を一周したら1時間ぐらいすぎた。

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横に大きな池があったので一旦外に出て、今度はその池のほうに行ってみた。池は散歩道になっていて、池の対岸から大覚寺の建物を紅葉した木々の間から見る景色も見事だった。そこも1時間ぐらいゆっくりと回った。大覚寺の見学だけで2時間必要だった。

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保津川下りに行ってみた(トロッコ列車)

京都から約16km西に亀岡市がある。京都に流れている桂川はこの亀岡市の保津川から流れてきている。ただこの亀岡と京都の間は山岳部で保津川はその谷間を流れる。「保津川下り」はその川を動力のないボートで下っていくという観光名所である。ゴムボートで激流を下るウオータラフティングに似ているがそれほど激しくないことと、木製の船で下る点が日本らしい。

定番のコースは、京都から亀岡まで景色のいい川沿いを走る「トロッコ列車」に乗って亀岡に行き、亀岡からは川下りのボートに乗って京都(嵐山)に帰ってくるというコースだ。

平日だったので空いているとおもいきや、トロッコ列車の切符売り場はすごい人だ。ふと周りを見ると日本人じゃない中国語が飛び交っている。ひとり尋ねられたので切符売り場を教えたら台湾人だという。日本に外国人も多いが、欧米の観光客はほとんどいないがおそらく台湾人だと思えるひとがいっぱいだ。どうも台湾ではこの保津川下りを大々的に宣伝しているらしい。

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我々が切符売場に辿り着いた時は朝の10時過ぎに並んだが夕方4時まで満席だという。立ち席でよければ午後2時に乗れる。しかたないので午後2時にした。これに乗ると午後3時の最終の川下りの船に乗れる。約2時間乗るので、帰ってくるのは午後5時だ。ところがある台湾人は座れる午後4時を取った。え!それじゃ船に乗れないよ!と言ったらそれでいいという。よく聞いてみると、一旦通常のJR線で亀岡に行き先にボートに乗って京都に戻り、今度はトロッコ列車で再び亀岡に行くというのだ。そしてきっと往復するのだと思う。つまりコースの順番を変えつつトロッコ列車では1往復できるのだ。なるほど!、きっと台湾の観光ブックにそう書いてあるのだと思う。

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トロッコ列車の線路は実は明治時代に作られた旧国鉄の線路だ。単線なので複線化が迫られると狭い谷間を通すのが難しいので、亀岡までの山岳部をトンネルを作って別のところに付け替えた結果廃線となった線路だ。その険しい谷間の部分だけを走っているのがトロッコ列車だ。そういう背景から実は終点は船着場である亀岡市内から離れている。つまり、トロッコ列車の終点から20分ぐらいバスで行くのだ。バスは川沿いでなく市街地を経由するので遠回りになるので20分かかるが、実は川沿いをそのまま進む馬車もあったりする。速度は遅いが最短ルートを通るので結果的にはそんなに遅くない。馬車は子供連れであればおすすめらしい。

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ところでそのトロッコ列車、3時間も待たされたのだから相当な混雑かとおもいきや、満席で立ち席客が合ってもこの通り、とてもゆったりしていて驚いた。