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まもなく日本語教師になれそう

日本語教師になろうと決めたのが昨年(2015年)の6月。420時間の養成講座も一年かかったがまもなく終わる。

日本語教師の資格は、420時間の養成講座を終了するか、「日本語教育能力検定試験」に合格するかのいずれかだ。ただし日本語学校では、両方の資格を必須条件とするところもある。ただ、「日本語教育能力検定試験」に合格しても、実際に教えるとなると教案や教材や教える実技も必要なので、後日420時間の養成講座を受ける人もいるそうである。

先日、ある日本語学校から教師を採用したいので、一度見学に来て欲しいとの案内があったので、見学してきた。当日は、授業中の教室内の見学と、実際にその日本語学校で教える場合の環境や処遇に関する説明を聞いた。

実はその説明を聞いて愕然とした。授業は、午前中4単位(1単位45分)が標準。だから9時に授業開始で途中の10分休憩を入れると授業の終了は12時30分となる。この学校ではほぼ毎日小試験をするそうで、終了後は試験の採点や成績付け、翌日の授業の準備で、早くても学校を後にするのは、早くて15時だそうだから、まあ16時に終了が普通と見る。時給は、授業時間分のみで1600円。あれ?となると、8時30分に入り、16時に出るとすれば、7時間労働。時給は授業時間だけというから1600円x4時間=6400円。これを7時間で割ると、実質の時給は、914円だ。コンビニやスーパーのレジなみか。しかも通勤で片道1時間以上かかるとあれば、これはありえない。

調べてみたら、たまたま見学に行った学校が特別ということではなさそうだ。そもそも日本語教師は賃金が安いというのだ。背景には、日本語を習いたい人は中国や東南アジアの人、つまり給与水準が5分の1とかなので、授業料を安くせざるをえない。となれば合わせて教師の給与も安くせざるをえないというわけだ。

1年ぐらいは安くても教えるという実務経験を持つために就職しようと思っていたが、やめるつもりだ。私は、個人でプライベートレッスンの教室を開くことにした。

強みは、以下だ。

  1. 基本的には日本語で教えるが、日本語で説明できないことを英語で補足説明できる。
  2. 学習者は、英語で質問ができる。
  3. 人生経験から日本のあらゆる文化・歴史などを合わせて教えることができる。

日本語教師になること

定年前の研修会で、先輩から定年後に新たな事業を初めてはだめだ失敗するとのアドバイスがあった。年齢的に先が見えてる年で、なにか事業をやっていたら次世代に権限を譲る歳だ。そんな年齢の時に新規に事業を始めるのは無謀だというのだ。私はこの言葉が頭から離れない。

定年後はITとかコンピュータから離れた仕事でなにか収入が得られる仕事をしたいと思って、定年からそろそろ4年になる。そんな中、以前から知っていた日本語教師という仕事。たまたま知り合った女性が日本語教師の学校へ行っているということから、急に私も考え始め、調べはじめた。

考えれば考える程いまの私に向いていると思った。定年から5年間、新しい世界をみて勉強し、次に進むべき道、収入が得られる道を探ってきた。4年めにして当初考えても見なかった日本語教師こそ今後進むべき道だと確信を得るに至った。

以下、なぜ日本語教師がいいと思っているのか列挙してみた。

  1. 好きな東南アジアで仕事ができるし、帰国時には日本でも仕事ができる。就職しなくても個人でもできる。
    (働く環境に広い選択肢がある)
  2. 高齢でも就職ニーズがあり、若い教師よりシニア教師のほうが良いという人もいる。
    (シニアが求められている仕事である)
  3. 資格取得には多少の投資はいるが、以降高額な投資はいらない。
    (投資が少なくてよい)
  4. いつでもやめられる。高齢でも元気なら続けられる
    (将来の対策を考えなくて良い)
  5. 教える仕事はそもそも好きだ
    (好きな仕事である)

以上だ。日本語教師という仕事は定年前にニシアボランティアの説明会でも聞いていたので、早くその気に成ればよかったと思っている。でもそれはしかたがないかもしれない。東南アジアというところに興味の中心があたからだ、ある程度知ったことで、一步引いて考えるように慣れた結果の結論だと思う。