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ミャンマービジネスセミナー(動き出すティラワSEZプロジェクト)に参加した

2014年1月15日、JETRO大阪主催の大阪で開かれたミャンマービジネスセミナー(動き出すティラワSEZプロジェクト)に参加した。

ティラワSEZというのは、ミャンマー政府から日本政府に頼まれた経済特区開発である。当初は地盤が弱い、災害の問題や、電気、アクセスの様々な問題が心配され、貧乏くじを引かされたという見方もあった。

日本の三菱商事、丸紅、住友商事の3社が調査し、2013年春には工事は進められるとの結論となり、工事開始に向けて進んでいるということは、2013年に参加したセミナーで聞いていた。

今回は、その時の予定通り、2013年12月から工事着工となったことから、2014年春頃から入居者の販売募集を始めるとの案内でもある。

土木工事は雨期になる前に終える予定で、急ピッチで進んでいるそうだ。第一期工事の場所では、2015年夏には工場の操業が開始できる見込みだ。

水は、当面、そばにある大きな池から確保し、最終的には北部の浄水場から送水するようだ。
電気は、50MWの発電所を作って確保する。道路も整備する。洪水対策として、2008年のナルギスの時の海面上昇4.9mに対し、7mの堤防を輪中式で作るそうだ。

利用者に対しては、2つの心配をされていました。

1.ミンガラドンのように、投機目的で敷地が買われているので、全部入れているが60%の敷地は空き地のままという事態にしたくないので、一定期間内に工場を建設することが条件となるようだ。

2.日本の主体的に作るのだから日本の会社に入ってほしいと思っているが、日本の会社は意思決定が遅いので、意思決定の早い韓国や中国の会社が大半を占めるのではないかと心配されている。

 

 

タンシュエ氏について書かれた本を読んだ

ビルマの独裁者と言われていたタンシュエ氏について書かれた本を読んだ。

本人や側近の人にインタビューしたのではなく、様々に関わったことのある人からの推察だが、実際に起きた事件事実と合わせて書いてある。著者は、ミャンマーから国外追放になっているそうだ。

著者は人権活動家らしいので、残虐な独裁者として書かれているが、同時に、この20年の歴史を鳥瞰すると、内戦状態のビルマを統一し、憲法をつくり、2003年から10年かけて民主化のステップを実行し、総選挙も実施し、後継者のテインセインを指名して、引退したという偉大な指導者とも解釈できる。