月別アーカイブ: 2014年9月

世界の投資誘致策事情交流会に参加(ミャンマー)

「世界の投資誘致策事情」という交流会に参加した。開発途上国政府の若手が日本に、自国に投資を誘致するための研修の為に来日していて、その研修の一つとして日本の企業との交流会である。

後半は、ミャンマーとカンボジアの方と同席した。

ミャンマーではヤンゴンとヤンゴン近郷の情報はあるが他の地区についてはどうだか聞いてみた。

マンダレー、タウンジー、ネピドーについて聞いてみた。マンダレー地区への投資も求めている。タウンジーでは観光客向きのホテルの誘致を求めているらしい。ネピドーは政府機関があるので工場よりもショッピングセンターなどの投資が求められているらしい。

ミャンマーの公務員は裕福らしいので、ネピドーでの富裕層向けのサービス業は適しているかもしれない。

ちなみに参加していたのは、国家計画•開発省、投資•企業管理局、担当官 Khong Thandar Win(タンダー)氏と、商務省通産局、人材開発部、部長補佐のSandar Tun(サンダー)氏だ。

二人とも政府の公務員だが、ネピドーではなくヤンゴンに住んでいてヤンゴンの事務所に勤務しているそうだ。

世界の投資誘致策事情交流会に参加(スリランカ)

「世界の投資誘致策事情」という交流会に参加した。開発途上国政府の若手が日本に、自国に投資を誘致するための研修の為に来日していて、その研修の一つとして日本の企業との交流会である。

前半は、バングラデシュ、スリランカ、パキスタンの方と同席した。

スリランカには国内に12カ所の経済特区(EPZという)がある。IT関連で南東部の「Mirijawela IP」が適しているそうだ。

心配される内戦は2009年に収束していていまは平和だとのことだ。

このスリランカの言語は単語は違うが文法が非常に近いらしい。昔には何らかの深い関係があった可能性がある。また、日本が太平洋戦争で負けて日本を分割する話がでたとき、スリランカの人が分割すべきでないとの意見を述べてくれたおかげで分割されていないのだと言う。日本は感謝すべき国なんだそうです。

世界の投資誘致策事情交流会に参加(バングラデシュ)

「世界の投資誘致策事情」という交流会に参加した。開発途上国政府の若手が日本に、自国に投資を誘致するための研修の為に来日していて、その研修の一つとして日本の企業との交流会である。

前半は、バングラデシュ、スリランカ、パキスタンの方と同席した。

バングラデェシュは国内に8カ所の経済特区(EPZという)がある。縫製やIT関連ではやは首都のダッカ近郷のEPZが適しているらしい。

イスラム国であるが、ミャンマーに近い「コンノプリーEPZ」は仏教徒の多い場所だから仏教徒の従業員を求めるなら「コンノプリーEPZ」が適している。

頻繁に洪水が起こる地域は西南部でありそれ以外の場所は問題ないそうだ。西南部の「モングラーEPZ」は対策はしていると思うが注意が必要だ。

下の写真は、私とバングラデシュ投資委員会、戦略部、副部長のSyeda Nahida Habiba(ナヒダ)氏だ。

今回の交流会とは直接関係ないが、このナヒダさんが着ている服は写真では分かりにくいがすごい服だ。赤い部分は2重になっていて表地は透けた部分があり下の布地が見えるようになっている。つまり2枚の合わせ柄の服だ。近くで見ると細かい刺繍がびっしりとある。頭や腕の黒い部分も刺繍がある。日本の高級な着物並の品質だと思った。

バングラデシュは人件費の安さを利用した安物の服の生産地として有名だが、現地デザイナーによる高級服は今後伸びると思った。

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東アジアのFTAに関するセミナーに参加

東アジアのFTAになぜ日本関心があるのか。

いま日本の製造工場のほとんどは中国や東南アジアにある。だから日本と他国のFTAやTPPにはあまり関心が無い。多くの工場があるタイの製造工場へどの国から部品を輸入するのが関税が助かるか、タイからどの国へ輸出すれば安くなるのかに関心が高い。

各国とも品目ごとに関税率の取り決めがあり、1000品目について税率が決まっている。国ごとのFTAもあればWTO加盟による取り決めやASEAN加盟国としての取り決めもあり非常にややこしい。しかもこれらが各国の事情により取り決めは変化する。現時点では不利であっても近い将来は有利な条件に変わる可能性もある。

どこに工場を造るのが得か、などを含めて非常にややこしいことが理解できた。

環インド洋経済圏というセミナーに参加してみた

環太平洋経済圏とは良く聞くが、環インド洋経済圏というのは初めて聞いた。この環インド洋経済圏には、インド洋に面するASEANの国、マレーシア、インドネシア、タイそしてミャンマーが含まれ、さらにバングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、イエメン、エチオピア、ケニア、タンザニア、モザンビーク、南アフリカ、そしてオーストラリアなどで構成される。

ASEANはこのインド洋の経済圏とも関係するので、セミナーに参加してきた。

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この地域の国々の共通点は、まずどの国も資源国であること、人口が急激に増加していること、若年層が多いこと、そして民主化された国であることだ。

資源はあるが資源のまま、加工なしで輸出していることから加工して輸出したいと思っている。人材が育っていないので、身近な農業や縫製、皮革関連の生産から行いたいようだ。日本の期待としては、市場として、資源調達国として期待が大きい。

植民地開拓時代は最も注目された地域だがしばらく忘れられていた地域である。そもそも日本は中東の石油を運ぶ通路であるが、最近、関係者によれば最近やっと、政府外務省が注目してきたそうです。そう言えば、安倍首相がモザンビークやマダガスカルを訪問したニュースを聞いたし、つい先日インドの首相が日本を訪問し、安倍首相と会談している。まもなくスリランカとバングラデシュを訪問するなどこの地域の国を頻繁に訪問している。

現実は厳しいようです。法制度が整ってないし、インフラがないし、労働者はいるが工場で働くという経験が無いそうだ。資金回収は難しいので、何かを売る場合は前金で受け取ってから売る必要があるらしい。実際にブームになるにはまだ10〜20年はかかる気がした。

なお、この地域は中国が早くから進出していて、実際に各国最大の貿易国は中国だ。だから新聞報道等では、アフリカは中国が入り込んでいてもう日本が入る余地がないと言われている。しかし、アフリカを25年研究しているという神戸大学の高橋教授に寄れば、日本はODAなどを通じてずいぶん前から深く浸透しているとのこと。支援の質が違うから心配ないとのことだ。

東ティモールについて調べてみた

ASEANに加入する候補でまだ未加入の国、東ティモールについて何も知らなかったのでネットでいろいろ調べましたがよくわからない。そんなとき、この2冊の本を見つけました。

左の本は、1995年から独立をする2000年まで、戦果の中で現地に行って取材した報道記者の本です。この本で、東ティモールの独立の時にインドネシアが侵攻し24年間独立を阻止していたこと。日本はそのインドネシアに経済援助し国際社会でもインドネシアを支持していたことがわかりました。だから日本では報道されなかったので、私はひどい虐殺が24年間も行われていたにも関わらず、まったく知らなかった事がわかりました。独立後、日本には国家賠償は求めないと言ってくれているそうです。

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右の本は、独立後の内紛が治まってきた2007年から2011年にユニセフから派遣された日本人所長が東ティモールのために努力された3つの内容(武術手段の内紛問題、未来を背負う人材教育の為の子供議会の創設、平和・寛容の教育の実施)を中心に書かれている。数年前だから現在の東ティモールの様子がわかる本だ。子供が65%という国だからその子どもたちに東ティモールの未来を託しているようです。

この2冊で、全く知らなかった東ティモールの独立までのこと、インドネシアとの関係、日本との関係、そしていまの東ティモール、どういう国を目指しているかなど全体像がわかった気がします。