月別アーカイブ: 2015年3月

HPの小型のパソコンを買った(使った感想)

電源を入れてみる

最低限、電源アダプタ、モニターケーブル、付属の赤外線受信機の3つだ。
モニタのコネクタは、DisplayPortとHDMIの2つが付いているが、ケーブルは付属していない。私はDisplayPortのケーブルを持っていなかったので、HDMIをつないだ。どちらか一方ということではなくて、両方繋げば2画面モニタにできる。付属の赤外線受信機は、マウスとキーボードで共通です。マウスとキーボード、それぞれ電池止めのシールを引き抜くだけで、なにもしなくても本体に繋がります。

前面の電源スイッチを入れるとWindows8.1の初期設定画面が起動します。設定が終わると完了です。

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どうなの?

SSDなのでとても静かです。というか、当たり前ですが、電源を入れて起動して全く無音です。
ファンが付いているので、CPUに負荷がかかるとファンが回り出すんだと思いますが、今の所回っていません。相当の連続負荷がかからない限りファンは回らないようですから安心を。

いくつか疑問にお答えします

今年の秋にはWindows10がでるので、秋まで待ったほうがいいのでは?

Windows8 からWindows10 には無償でアップデートできることが公表されていますので、Windows10が出たら無償でアップグレードできます。

メモリが2GBだけど問題ないか?

メモリが2GBなので、初めて起動した時点でタスクマネージャでメモリの様子をみるとすでに90%近くになっています。一般にメモリが不足すると、不足分は外部ディスクに一時退避して入れ替えながら実行します。だからメモリ不足で実行できないことはないのですが目に見えて遅くなります。でもこのPCの外部メモリはSSDなので早いのです。つまり初めっからメモリが不足状態ですがそれほど気にはなりません。買ってからすぐに増設も考えていましたが、とりあえず遅いとは思わないので増設は見送りました。

もし増設するなら蓋を開けて簡単に増設できます。2GBが内蔵していてもう一枚追加が可能です。
メモリの種類は、PC3L-12800 (1600MHz) で、2GB、4GB、8GBが買えそうです。8GBを追加したら10GBになり、さらに増やしたければ2GBを外して8GBに交換すれば16GBになります。なお最大16GBなのでそれ以上は無理です。

SSD(HDD)が32GBは少なすぎないか?

何に使うかですが、確かに少ないです。32GBの一部をリカバリ用に割り付けてあったりしますので、実際に使えるのは23GBです。そのうち15GBぐらいはWindows8そのものが使いますから、初期設定が終わった状態で、空き容量は10GB程度です。いくつかインストールして、手持ちのOffice2007をフルインストールできましたが残りは4GBを割りました。

私の場合、DropboxやGoogleDriveを使っていると同じイメージの保管領域が必要ですし、写真や動画のデータを入れるために、120GBのSSDを増設しました。Officeぐらいしか使わないということであれば増設は不要です。

ちなみに、このパソコンを買うと、OneDriveというクラウドストレージ、200GBが2年間無償で使えるサービスが付いています。写真などのデータはこのOneDriveにおけば増設不要です。「2年後に、OneDriveの契約更新するか、SSDかHDDを買うかを決めればいい」と考えれば増設は不要です。ちなみに、半年間ですが、Dropbox 20GB 無料というサービスも付いています。

電源容量(電気代)は?

会社では気になりませんでしたが自宅でデスクトップのPCを12から16時間入れっぱなしだと結構電気代がかさみます。ちなみに今まで使っていた大きいデスクトップのパソコンは待機状態で190Wでした。1日の電力量は、190(W)x16(時間)で、3KWh。一ヶ月で、3(KWh)x30(日)で、91.2(KWh)。関西電力の場合でもっとも一般的な家庭の場合、1KWあたり、31.09円なので、月額2,835円が電気代だ。

そうなんです。私は毎月デスクトップパソコンだけで、2,000円から3,000円払っていたのです。

この新しいPCは、10Wです。実際に測ってみたら確かに起動して作業はしていないがスリープではない状態で、カタログ通り10Wでした。これで計算すると、10(W)x16(時間)x30(日)x31.09(円)で、月額149円の電気代。(関西電力の場合)

差し引き毎月2,686円、1年だと32,232円で、購入費以上になり、ケーブルやオプションなどを買い足すことも加えても、私の場合1年でほぼトントンですね。

簡単にマルチモニタにできる

モニタのコネクタが2つ付いています。一つは、DisplayPortの形状、もう一つはHDMIの形状、DispalyPortのケーブルは持っていないので早速注文しました。届けば2モニタになります。

ちなみは私は「アイオーデータ社」のUSBのモニタアダプタを持っています。USBは一つは開けておかないといけませんので、モニタアダプタ用に3つは使えます。それを使えば、5モニタにできます。ちなみにこのモニタアダプタは、USBハブを経由しては使えませんので、USBの少ないノートパソコンではこのモニタアダプタを使っても2モニタが限度です。まあ2モニタで十分でしょうが、以下のように私はソフト開発で4つを便利につかっています。

*シニアになると目が見にくくなり、ウインドウが重なった状態で長期の作業が辛いのです。

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このパソコンの情報

HP社のホームページ
http://www8.hp.com/jp/ja/gateway/desktops/personal/stream-series/stream.html

詳細仕様http://h50146.www5.hp.com/lib/jp/ja/products/desktops/personal/spec_pdf/stream_mini_200_020.pdf

※ 米国では3機種が売られています。
http://store.hp.com/webapp/wcs/stores/servlet/us/en/mdp/desktops/pavilion-mini#!&TabName=vao

日本で売られているのは最下位の機種です。その機種、米国なら$179.99なので、約21,500円です。為替レートや手数料、送料はいると思うので、どっちから買うのが得かは微妙ですね。

HPの小型のパソコンを買った(見た目と中身のようす)

 見た目はこんな感じ

右から電源アダプタ、HDMI(またはDisplayPort)のモニタケーブル、赤外線アダプタ(マウスとキーボード用)ですっきり。

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今まで使っていたデスクトップと比べてるととても小さい。

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なんだがAppleの製品に似てる

向こうの黒いのが付属のマウス。ちょっともっこりしてますが似てます。

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手前の黒いのが付属のキーボード。全体に薄くて奥に電池を入れる部分が高くなっているのが似ている。

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中を開けてみる

メモリとSSD(HDD)の交換は簡単でした。

裏のラバーをめくります。接着剤で止めていません。はめてあるだけなのですぐにめくれます。
短いネジが3つありますので、それを外せば蓋がすぐ取れます。

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蓋を外したところ。上部の金具はSSD(またはHDD)の増設用です。私は手持ちの 2.5インチ SATAのSSDを取り付けました。接続用のケーブルは付属しています。

*手前に垂れ下がったブルーのは付属の接続用のケーブルで、SSDのコネクタからケーブルを引き抜くためのものです。

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その上側の金具は4つのネジで止められていて、外すと下のようになります。

手前のがメモリーです。2GBのメモリが付いています。上にもう一枚取り付けできます。最大16GBなので、この2GBのメモリを外して8GBのメモリを2つ取り付けると最大の16GBに出来ますね。

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増設や交換する場合のメモリは、PC3L-12800 (1600MHz) で、例えば以下のメモリーが該当するようです。SSDかHDDは、2.5インチ SATAならどれでもいいですが、せっかく内臓のがSSDだからSSDがいいと思います。

HPの小型のパソコンを買った(製品を知ってから手元に届くまで)

HP社から小型のパソコンが発売されたので買いました。

米国のホームページ
http://store.hp.com/webapp/wcs/stores/servlet/ContentView?storeId=10151&eSpotName=HPPavilionMini&catalogId=10051&langId=-1

2015年3月25日現在、3機種が紹介されています。

日本のホームページ
HP Stream Mini 200 シリーズ
http://www8.hp.com/jp/ja/gateway/desktops/personal/stream-series/stream.html

2015年3月25日現在、一番下の安い機種のみが販売されています。

昨年末に発売予定が公開されたのをみて買いたいなあと思いましたが、1月中旬発売とのことでした。1月中旬になってホームページを見ると、日本のホームページにはなんら情報はありませんでしたが、米国本社のホームページには紹介ページがあり購入ボタンらしきものもありましたが、そこをクリックするとまだ注文を受けられる状況ではないようで、受注が開始されたら連絡しますというフォームが出てきました。それからしばらくしたら日本での発売が2月中旬とのニュースを見かけたました。

さすがに少し興味が薄れていましたが、何と!幸か不幸か使っていたPCの調子が悪くなったのです。どうおかしいかというと、使っていると突然ネットワークが切れるのです。一旦切れると、コントロールパネルで修復操作をしても復旧しない。別途持っていたUSBのネットワークアダプタを差し込んでみましたが、使えないときは内臓のも、外付けのも使えなくなるのです。だからおかしくなると再起動しないといけません。再起動では復旧します。

1月頃は1週間に1回ぐらいだったのですが、2月になると毎日、1日使っていると3回ぐらい再起動が必要になってきたのです。2月中旬になって、再起動しながら発売日がそろそろだと思って日本のHP社のホームページを確認したところ注文できました。しかし納期未定と書いてありました。

だんだん再起動が必要な回数が増えてくるので、今のPCが使えなくなるまでに届いてほしいなあと思ってました。すると3月中旬の発送とのメールがありました。

3月中旬になっても届かないので電話してみました。すると、ちょうど今発送できる日付が決まりました。来週3月24日には届けられると聞きました。電話した時、ちょうど今発送できる日程がきまりましたとあまりにもタイミングが良すぎないかい?、もしかして電話で催促した人に優先的に発送してるんじゃないかと疑いを持ちましたが、まあ送ってくれるというのだからまあいいか。

ベトナムのIT事情(まとめ)

ベトナムは農業の次にIT産業を国の目標としているようだ。

国を挙げて取り組んでいて元国営の企業の民営化とともにIT部門を独立の会社とし、若い技術者を育てるためにハノイ、ダナン、ホーチミンに工科大学(東京大学ぐらい高レベル)と、もう少し低いレベルで多くの学生を教育する大学として、FPT大学などをつくっている。

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私は1970年からITに関わり、40年間の進歩を自分の会社人生とともに過ごしてきた。そういう私から見ると今のベトナムの技術の広さ深さ派1980年代の日本と感じた。

GDPは1970年代というから、ベトナムのITはGDPより10年進んでいるといえる。別の見方では30年遅れているとも取れる。しかし、日本の1980年代と今のベトナムは環境が大きく違う。日本の1980年代にはインターネットもなかったしパソコンの普及もしていませんでした。そうです30年の差は一気にちじまる可能性があります。日本はITについては光ファイバーなどのハードというかインフラは力を入れたのですが、ソフトについてはほったらかしです。だから高速ネットワークもあり高画質のTVもあるが流すコンテンツがない、綺麗に見たいコンテンツがないのです。ということが明らかになった今でも政府は何の取り組みもしないのです。

一方、ベトナムは国策でソフトウエアを進めています。そういう廃液で、インターネットがあり、パソコンスマホがあるのです。30年の差は早くて10年で追いつかれる気がしました。20年後には間違いなく抜かれます。

それについてどう思いますか?

私は仕方ないと思います。政府関係者には誰にも理解できないか、ITは日本にとって重要ではない分野となっているかです。そして放ったらかしでもベトナムに抜かれるはずがないと思っているに違いありません。

ベトナムのIT事情(政府が歓迎)

日本アセアンセンターからの視察団ということもあり、政府関係から歓迎を受けた。

下の写真はハノイのホテルで開かれたベトナム政府からのプレゼンテーションを受けた。ベトナムはITを重要なものと捉えていて、当面日本からの仕事や投資を求めている旨の説明があった。

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ダナンではダナン市の市役所を訪問し、ダナン地区の行政官からダナンのハイテクパーク、ソフトウエアパーク、そして今後の日本のIT企業との取引への期待と、投資を求める説明があった。

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ベトナムでは、現時点で技術レベルが低いものの日本の開発会社からの下請けという形で利益を上げつつレベルアップを図りたいと考えていることがよく伝わりました。

ベトナムのIT事情(大手企業)

ベトナムで最も大きいソフトウエア会社はFPT Softwareという会社らしい。日本で言えばNTTのグループ子会社みないなものというから相当に大きな会社と見ていい。

ハノイに本社があったので訪問した。

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この若者が副社長だ。話の中で経験は少ないということを自ら語りつつ我々の質問に対応してくれた。

この会社も日本の案件を求めている。

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さすがに大きな会社とあって、他の小さな会社と比べて作業環境は申し分ない。私はアメリカのシリコンバレイには行ったことはないが同行者の中には「シリコンバレイ」の会社みたいだと言っていたので、アメリカの会社を参考にしたのだと思う。

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入り口にはなんらかの業績があって表彰されるとこの入り口のところに名前のプレート(葉っぱ形状)が取り付けられるらしい。社員のモチベーションを高める工夫も行われている。

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訪問した日はベトナムの「女性の日」つまり女性を大切にする日なんだそうだ。会社の休憩室ではネールサービスが行われていた。

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ここは宿泊施設だ。会社で納期が迫って徹夜するときこの部屋を使うのだそうだ。布団も風呂もあった。

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ベトナムでは会社への帰属意識が低く、給与が高いとあらばすぐに辞めてしまうらしい。対策として給与以外の待遇を行い、モチベーションを高めたり、施設の充実などを図る必要がある。日本の会社が進出する場合、単なる作業員としてしか考えないようではうまくいかないことが推察できる。

会社の外に、この会社の目指すところを示すモニュメントが置いてあった。

下は農業の作業服であるが首から上はIT技術者だ。これがこの会社が人材を育てる方針だそうだ。この会社自身がもともと国営企業だったこともあり、この学校の目指すところはべとなく政府が目指すところと一致しているようだ。というかベトナム政府が目指すところをこの会社が実践しているとも言える。

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FPT大学という教育期間もある。FPTグループの学校で、入社前に教育する必要から作られた。優秀な学生はFPTに入社できる感じだ。

これも一民間企業というより、国営企業を感じさせる取り組みである。感じるだけで、FPTは民間企業です。

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ベトナムのIT事情(ソフトウエアパーク)

日本アセアンセンターの視察ミッションにてベトナムのITをテーマに、ベトナムの最大都市である南部のホーチミン、首都のある北部のハノイ、そしてベトナムの中央部にあるダナンを訪問した。

まずベトナムだが、政府はIT産業に特別力を入れている。そのために大学の強化、ハイテクパークやソフトウエアパークなど、インフラを整備し、優遇税制策を適用して、外国からの投資を求めている。

下の写真はダナンにあるソフトウエアパークという建物だ。工場誘致の場合広大な土地に点在する工場を見るわけだが、ソフトウエアは大きな機械がいるわけではないので、ビル一つ相当数の会社が入居できる。ベトナムでは停電とかネット環境が必ずしも良くないが、このビルには発電機も装備されており停電はない。国際ネット回線(光幹線)はこのダナンに引き込まれているというから快適らしい。

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日系企業も何社か入っている。以下はWEB関連の会社だという。業務はSEOに関する業務だという。詳しくは説明できないとのことだが毎月6、000サイト作っているという。いったい何に使うかと推察すると、SEOの一つの要素である被リンクを増やすためにリンクを張るためのサイトを作っているのだ。毎日毎日新規のホームページを作るという単純作業は日本では採算が合わないが、ここベトナムではできるというのだろう。日本ではコストが合わないから諦めていることを、この会社はベトナムでやっていたのだ。職場環境もとても日本人には耐え難く狭い。比較的小さな部屋に30人はひしめいている。

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この会社もソフトウエアパークに入っているソフトウエア会社だ。母体の会社は昔の国営企業で、日本向け案件を専門的に担当する会社として独立したそうだ。

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実はここだけではないが日本向けの業務システムの案件を扱っている会社が多い。この日本向け案件としてどういうのをどう思うだろうか? 一般に想起できるのは、まず日本に営業所を持っていて、日本企業を回って開発委託を受け、開発案件の仕様の打ち合わせを行って、開発し納品、そしてメンテナンスするというものだがそうではない。

まずは客先と打ち合わせして仕様をまとめるといった経験が必要な技術者はいない。また居ても日本語が話せない。だから客先は日本のシステム開発会社だ、日本のシステム開発会社の下請けとして業務を引き受けているのだ。客先との打ち合わせは日本のシステム会社が行い、確定した仕様のものをベトナムの会社に委託するのだ。仕様の曖昧なところもあるから頻繁に仕様と途中経過の確認が欠かせない。

だからいまのベトナム人は、日本語を勉強し、日本のシステム会社の担当者の意図が理解できるようになることが一番の課題なのである。

いまのベトナムのソフトウエアレベルは日本の新入社員から入社5年までの経験程度の知識とレベルなのである。

ただ、以上は現状であり、急速に日本を追い上げていくことは間違いない。その点は後日述べる予定である。

ホーチミン工科大学を訪問

日本アセアンセンターの視察ミッションにて、ホーチミン工科大学を訪問した。

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入り口の様子

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中に入るとこんな感じ

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訪問先の建物。
正月でもないのに「HAPPY NEW YEAR 2015」と書いてある。ベトナムのお正月は2月末で、訪問日はお正月明けの初出の日だったようです。

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ベトナム政府は、国内で優秀な技術者を育てる目的で、ここホーチミン、ハノイとダナンにそれぞれ工科大学を作ったようです。日本で言えば、東大、京大、名古屋大に相当する大学のようです。

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ホーチミン工科大学には11学科合わせて27,000人の生徒がいるとのこと。10学科は分野ごとの普通の学科ですが、1つ変わった学科が紹介されました。それは、起業家向けの技術マネージの専門学科です。

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再び外へ。訪問先の建物の前から。

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