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ミャンマーでのあいさつ

ミャンマーには日本語の「こんにちわ」に相当する言葉はないそうです。

「ミンガラバー」というは外国人向けに作った言葉だそうで、ミャンマー人同士では使わず、外国人観光客向けの言葉だそうです。

ではミャンマーでは人と人があった時、黙っているのかといえばそうではありません。黙っているのはやっぱり失礼にあたります。ではなんというのか?

いろんな一言を言うそうです。

「どこへ行くの」の「ベートワマレー」とか、「元気ですか」の「ネーカウンイエラー」とか、「久しぶりですね」の「マトエヤダーチャビーノ」とかいろいろのようです。「ご飯食べましたか」の「タミンサーピビーラ」も単なる挨拶で、本気で食べたか食べてないかを聞かれているわけではないので、その言葉の意味する返事を返す必要はありません。

出会った時のシテュエーションとか相手との関係とかで、出会った瞬間に気の利いた一言をいうセンスが問われるようです。

いやあとても難しいですね。

でも観光に行った時はどこでも誰でも「ミンガラバー」の一本槍でOKです。向こうも「ミンガラバー」と言ってきますし。

ただよく考えれば私の近所のおばさんと道ですれ違う時、おばさんは「こんにちわ」とは言いません。いきなり「どこいくの?」って声をかけられます。たいてい「ちょっと」とか「ちょっと大阪まで」と大阪に行かなくてもそう答えます。日本も一緒ですね。

ビルマとミャンマーの呼称

ビルマとミャンマーの呼称については諸説ある

ビルマはビルマ民族のみを表す言葉なのでビルマ人以外の少数民族に配慮してミャンマーという特定の民族を想起しない名称にしたとか。そういう面もあるが、ビルマの研究者によれば、そう単純ではないことがわかりました。

ビルマ(英語読みではバマー)とミャンマーは語源が同じムランマで、口語でなまったのがバマーとビルマ、文語で変化したのがミャンマーだそうです。意味的には、両方ともビルマ民族を表す言葉だそうです。

昔からミャンマーと呼ばれていましたが、イギリスの植民地になった時に、多分口語の発音を聞いて、バマー、同じ綴りをオランダ読みではビルマとなったそうです。当時日本は江戸時代でオランダ読みから日本もビルマと呼ぶようになったそうです。

軍事政権になって政府は、バマーやビルマでしゃなくて、ミャンマーと呼び方を変えてくれ、正確には戻してくれとアナウンスしたことで、日本もミャンマーと呼称をあらためました。

呼称変更の際には「悪い軍事政権が勝手に好きな名前をつけた!」との報道があったりしてますが、それは間違いです。

ビルマ民族はイギリス植民地時代に占領政策として他の少数民族を要所につけたことからいい時代ではなかったので、イギリスの影響を受けたバマー、ビルマという呼称を変えてほしかったということのようです。

なお、ビルマと呼ぶとビルマ民族の国と想起するので、ビルマ民族と少数民族を含めた国だというビルマ民族以外への配慮とも言えます。ただ、ミャンマーもビルマ民族を表す言葉だったということはあります。